CRUSH! SMASH! SQUASH! STIFLE!

大団円@2.23

点。長さ一の線分。そして、一辺の長さ1の立方体。
これに勝てるものがあるか!わしを殺せるものがあるか!
ここにいるぞ!それは、密計画の高い手下的な単位球だった。
               (反骨の相 より)

7.エンドレスブリザード
回転するものは轢にちょうどよい感じである。
回転対称はまず円から。円形のものが高速で突っ込むと惨事に。
大変なことだよ。
円形の大変さ、すごさというのは接線が全部鋭角を作って
その下にものを滑り込ませやすいからだ。
しかも普通の鋭角じゃない。限りなく0になるんだ。
SUGEEE!もう三角定規どころの騒ぎではない。
それは、もう太さのない定義どおりの直線に匹敵する。


その鋭角を恐れるや?じゃあどうしろって円弧ばかりで
中心を見ないから。中心からみれば、ああ、直角だよ。
この中途半端さが破壊力を減衰させる。
棒は相手に垂直方向にすると、威力はあるが、当たらない。
水平方向に向くようにすると、当たるが、威力が足りない。
そこで、双方のパワーを合成してたくさんの突起をつける。
これが、極まると球になってゆく。
でも、球じゃ見えすぎて話にならないよね。


中ほどの形を探す。円周率に等しくなると大嘘をこいているのは
六角形である。
てなわけで、北陸地方に降る合理的な凶器。
下敷きにならないようにしないといけない。
のみならず、地面に敷き詰められてまき菱になるわ、
屋根に敷き詰められて岩石の計か。
まさにリハクもびっくりの大仕掛けである。
で、どういうわけか、除雪車が出動し、
ものすごい勢いでかき集めてゆくわけだ。
それは、自衛のためか、あるいはもっと深い戦略的なものか。
どちらにせよ、毎日動き続けるこの兵器はちょっとした
空間開拓をもたらすのである。